”Reira”
ねぇ、Reira
君はどこへ向かっているの？
夢の世界か、それとも闇へ向かっているのか
その鎖と鈴の音で、居場所を教えてよ

この作品は、私が航空専門学校を卒業後、シェアハウスで暮らしていた頃に造られた首輪です。

当初の予定では、この作品は某有名雑誌(現在は廃刊)のショップにて販売予定でしたが、1度も店頭に並ばずに終わった作品です。

Reiraに付けられた物語は、一度変わっております

というのも、私が紙に書いておけば失うことの無いはずだったのですが、私のミスでオリジナルを失ってしまいました

その頃の私はといいますと、かなり精神的に不安定な時期で、当時の記憶がほとんどございません。

思い出せる限り、何作かは書き終えたのですが

どうしても物語の重さが出せずにいます

こんな話だっただろうか、語尾は「?」が付いていただろうか

とてもくだらない事ですが、作品を見る度に思い出します

レイラという女性から、この作品の名前をいただきました

見た目は彼女を思わせるような色合いです

暗い過去、感情の表裏、頭の中身

この作品を作った頃から、架空の物語を書くようになりました

私の描く、くだらない物語ですが

少しでも想像していただけたら幸いです

ChocolateLily MAKIの首輪には、作品が造られた当時の私の心境、その作品に封じ込めた物、事、人が複雑に織り込まれております。

深く、感じ取っていただかなくて構いません。

身に付けたいと思えば、それは作品に選ばれた証拠です。

私の座右の銘は、「物は、人が物を選ぶ以上に人を選ぶ」でございます。

選ばれてしまったあなたは、そう、赤い靴を履いたように作品の事が好きになるでしょう。

最後まで、くだらないお話にお付き合いいただきありがとうございました。

これからも、首輪屋 ChocolateLily MAKIを、どうぞ宜しくお願いいたします。